2011年09月09日

文大杉並の練習 選手の決め方

別ページで開く 
http://komon.sblo.jp/

話はいろいろ飛びますが、お伝えしたいことが多岐にわたっているのでご容赦ください。

野口先生を訪ねた時、それはちょうどインターハイ直前でした。

こちらとしては良い時期だったのですが、高校には迷惑だったかなと思います。

それでも快く引き受けてくださった野口先生に感謝いたします。

さて、そのインターハイ直前で行われていたのは、壮絶なレギュラー争いでした。
bunsiai1Image1.jpg

文大杉並はごらんのような大所帯です。インターハイ個人戦に7ペア出場するものの、団体戦には当然3、もしくは4ペアしか出場できません。

それに選手同士は実力伯仲で、1年生も3年生もいます。

こういううらやましい状況は、中学でも高校でも今は少なくなってしまいましたが、これはこれで苦労もあります。

誰を団体戦に出場させるか?です。難しい問題です。

そこで行われていたのは、リーグ戦でした。伺った前日に8ペアでリーグ戦を行い、5ペアに絞られた後のリーグ戦をこの日は行っていました。

試合さながらの緊張感で試合は行われていました。

野口先生に詳しく話を聞くと、ここで上位3ペアに入ると、それで団体メンバー入りが決定し、4位になったペアと野口先生とコーチの先生が話し合いって推薦した1ペアで決定戦を行うそうです。

推薦ペアは、メンバーすべてを対象に選ぶそうです。

この決定戦のやり方も変わっていました。どちらかが2連勝するまで続けるのだそうです。

いつも、こういうやり方を行っていて、過去にインターハイ当日までこの対戦が続いたことがあるそうです。

2勝ではなく、2連勝ですので、1勝した時点で片方は勝つプレッシャーがかかり、片方には負けられない必死さが出て、なかなか連勝は難しいそうです。もともと実力は伯仲している選手同士の対戦なのでなおさらです。

bunsiai2Image2.jpg

写真はその試合をみている中学生です。

こういう競争心が心も技術も磨くのだなと思いました。


前々号の続編です。

インターハイを優勝するために2
後衛編 <野口先生が2010年に書かれたものです>

後衛にできるようになってほしいことは、同じ打点、同じフォームからのコースと高さと長・短の打ち分けだ。これができるようになれば、どんな場面からでも、攻めのボールが打てるようになり、相手前衛は簡単に動けなくなる。要するにポケットをたくさん持つようになれるのだ。しかし、簡単ではない。この技術を習得するためにはどうしたらいいのだろう。 
 
 まず、フットワーク。いつも同じ打点、もちろん高い打点で打つためには、ボールへの寄りを早くしなければならない。早くボールに寄るためには、速い動きが必要だ。そしてどこに、どんなボールが来るのかを観じなくてはならない。相手後衛の打つコースを予測し、そこにできるだけ早く移動する。その上で相手コートの隙を見つけ、そこにボールを打ち込むことになる。

今、文大の後衛でこれを完璧にできる者はまだ誰もいない。また相手前衛はその隙を埋めるためにポジションを取り、ボールを取りに来る。そこに前衛と後衛の攻防が生まれる。その時に、同じ打点と同じフォームでの打ち分けが必要なのだ。山崎のようにフォームで打つコースが、はっきりしたのでは、相手前衛に簡単に取られてしまうし、安達のように、打点を落としたのでは、攻めのボールも攻めにならず、アタックもボレーで決められてしまう。

とにかく、クロス、逆クロス、ストレートを自由自在に打てるようになることが先決で、そのために打ち分けの練習をやっているはず。その上で、同じフォームで打ち分けられるようになればよい。そしてクロスを打つふりをしてストレートに打つことができるようになれば、さらに良いのだ。いかに相手をだますことができるか。Tで書いたが、読み合いになるわけで、簡単に読まれない方法、だます方法を身につけなくては勝てない。その段階として、今、同じフォームでの打ち分けを身につけるのだ。コースの打ち分けができるようになったら、高さの打ち分けに挑戦しよう。同じ打点、同じフォームからシュートとロブの打ち分けできれば、打つボールの幅がひろがり、ポケットがふえる。

 アタックできるボールが来たとき、高い打点で構えれば、相手前衛は当然前につめ、アタックに対しての構えをしてくる。その時に高さをつけることによって、ボールに触られずポイントをとることができる。たとえ、相手後衛につながれたとしても、チャンスボールがもどり、前衛のポイントとなるだろう。また相手前衛にポーチに来られても、高さをつけていれば、触られることもない。前衛が無理に手を出す事によってミスになる確率も高い。さらにシュートのフォームからロブ、ロブのフォームからシュートが打てるようになれば、攻めの幅がもっとひろがる。ロブを追いに下がったところをシュートで足元を攻める攻撃ができるようになる。

 さあ最後に、長・短のボールに挑戦しよう。この攻めはレシーブからのショートとして多くの学校が使っている。しかし、ストロークの中でカットではなく、長・短が使えるようになってほしいのだ。相手を前後に走らせることは、相手に余裕がなくなり、打つコースがはっきりしたり、ロブが見えたりで、自分の前衛が動きやすくなる。センターを攻めるのも同じ理由だ。また相手コートに隙が生まれ、そこを攻め込むことができるのだ。長・短の攻めは一本で決まる確率は低いが、その後の攻め方一つでポイントになり、ゲームの流れにのることができる。要するに前衛と後衛の協力で「2人で一本」が取れるのだ。

 このように後衛がポケットをたくさん持つことにより、自分の前衛を活かすことができ、ゲームを自分たちのペースで戦えるようになる。ポケットをたくさん持てば、相手によって、どのような戦い方をするのか、試合前に作戦が立てられ、二段階、三段階の攻めが可能になる。現在、その攻めが出来るようになっている学校が札幌龍谷なのだ。今年のインターハイ決勝は三面展開だったが、どのペアも戦い方がはっきりしており、迷いがなく、安定した力を発揮することができていたのが、優勝につながった。ゲームの入りは後衛前にボールを集め、そこから、ロブで回し、隙をつくって攻める。それで勝てなければ、前衛を攻める形ができていた。その次は前衛が動く予定だったと思うが、そこまでもつれずに試合が終わってしまった。この戦い方が分かっていたので、今年のインターハイ、札幌龍谷と試合がやりたかった。しかし、3月の選抜では必ず当たる。その時までに、ポケットが同じ数できていたら必ず勝てる。(日本一に手が届く)        

さあ後衛諸君。全力で同じフォーム・同じ打点でコース・高さ・長・短の打ち分けをできるようにしよう。
posted by 管理者 at 08:03| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。